2021年12月6日
豊川大木の家 天井はラワン合板
豊川大木の家
天井はラワン合板を張り上げ、そのまま仕上げとしています。
合板というと下地に使うイメージがありますが、本物の木を薄くスライスしたものを張り合わせて作られたものなので、本物であることに違いありません。
合板は木の弱点でもある狂いが少なく、大きな面を手間をかけずに作ることができるので、コストを押さえることが可能です。
安いからといって、下地などに安易に使われてきた合板も、そのものの良さを生かす使い方を考えて大切に使う姿勢でいたいものです。
ラワン合板の天井板はこのあと、木材用の保護塗料を塗るとしっとりとした良い表情に仕上がります。
表面は本物の木ですので、経年変化で飴色の落ち着いた表情に変化していきます。