2022年6月25日
豊川行明町の施設 杉板の色々
家づくりコラム
外部の仕上げも着々と進行中。
外壁、屋根には白ガルバリウム鋼板
軒天には奥三河産の杉板張り。
杉板には写真のように樹芯の周りを取り巻く赤っぽい部分を「芯材」といい、その色合いから「赤身」と呼びます。
それに対し、外側の白っぽい部分を「辺材」または「白太」と呼ばびます。
この赤身(芯材)と白太(辺材)が混在している板を源平材といいます。
今回はこの赤身と白太のコントラストを生かした仕上げ(源平材)を建物の顔になる正面の軒天に採用。
芯材は硬くて腐りにくく、辺材は比較的節が少ないという特徴があります。
ですので外壁に杉板を張る時には「赤身」を指定します。
材料一つとっても色々あります。
だから建築は面白い!